『GRIMM/グリム』シーズン1 あらすじ&感想
今回は、アメリカの大人気ダーク・ファンタジー・ミステリードラマ『GRIMM/グリム』シーズン1のあらすじと感想を書きます。
見ごたえ抜群の本作の魅力を余すことなくお伝えしていきます!
秘密を抱えた恋と裏社会の陰謀 シーズン1あらすじ

優秀な刑事ニックはある日、人の姿に隠れた魔物「ヴェッセン」の正体を見破る能力に目覚め、自分が魔物を取り締まる一族「グリム」の末裔だと知ります。
ニックは正体を隠して人間社会で暮らすオオカミ男のモンローを相棒に迎え、刑事の仕事の裏で魔物たちが引き起こす奇怪な事件に挑む二重生活を始めます。
しかし、職場のレナード警部が裏社会の陰謀を抱えて暗躍し、ニックの存在は魔物たちに知れ渡っていきます。
終盤、ニックを狙う魔女アダリンドの復讐により、何も知らない最愛の恋人ジュリエットが呪いの毒で昏睡状態に陥ります。
大切な日常が崩壊していく最大の危機の中で、物語は波乱の次シーズンへと続きます。
主な登場人物のシーズン1のストーリー

ニック・ブルクハルト
ポートランド警察中央署の殺人課に所属する若き凄腕刑事です。
正義感が強く誠実な男性ですが、グリムとしての能力に目覚めてからは、刑事の仕事と魔物退治の二重生活に深く苦悩することになります。
大切な人たちを危険に巻き込みたくない一心で奮闘しますが、次第にグリムとしての強さと覚悟を身につけていきます。
モンロー
人間の社会でひっそりと暮らすオオカミ男「ブルットバッド」です。
かつては本能のままに生きていましたが、現在は時計職人として生計を立て、ピラティスや食事制限で野生の衝動を抑えています。
ニックにグリムの知識を教える良き相棒となり、文句を言いつつも命がけでニックをサポートする、本作で最も愛されるキャラクターのひとりです。
ジュリエット・シルバートン
ニックが心から愛し、同棲している聡明な獣医師の恋人です。
ニックからプロポーズをされますが、彼がグリムの使命を隠し始めたことで、何か重大な秘密があるのではと不信感を抱くようになります。
何も知らないままニックを狙う魔物の影にさらされ、2人の関係に切ないすれ違いが生じていく、シーズン1のヒロインです。
ハンク・グリフィン
ニックの頼れる相棒刑事です。
ニックの異変や、担当する事件のあまりの異常さに薄々気づきながらも、相棒として彼を信じて支え続けます。
しかし、魔物の存在を一切知らないため、シーズン終盤ではヴェッセンが引き起こす常識外れの怪奇現象に何度も直面し、精神的に激しく追い詰められていくことになります。
レナード警部
ニックとハンクの上司である警察署の警部です。
常に冷静沈着で威厳があり、部下からの信頼も厚い有能な人物ですが、実は警察組織の枠に収まらない「独自の目的」を持って裏で暗躍しています。
ニックがグリムであることを見抜いているかのような意味深な言動を見せ、敵か味方か分からないミステリアスな存在感で物語を翻弄します。
アダリンド・シェイド
美しい弁護士の顔を持ちながら、その正体は残忍な魔女の魔物「ヘクセンビースト」です。レナード警部の手先としてニックの前に立ちはだかり、その美貌と恐ろしい魔術を駆使して、彼の日常を容赦なく脅かしていきます。
ニックにとっては最初の宿敵とも言える存在であり、物語の裏で常に不穏な影を落とす、油断ならない危険な美女です。
ロザリー・カルヴァート
シーズン1の中盤から登場する狐の魔物「フクスバウ」の女性です。
殺害された兄の跡を継いで、魔物たちのための漢方薬局を営むことになります。
最初はグリムであるニックを恐れますが、彼の誠実さに触れて信頼を寄せるようになります。
薬学の深い知識を活かして、怪我をしたニックやモンローを救う心強い味方となります。
ウー巡査部長
ニックたちの同僚である巡査部長です。
事件現場での初動捜査や情報収集を担当し、皮肉屋でありながらもユーモアにあふれるお調子者として署内を和ませます。
マリー・ケスラー
ニックを実の子のように育ててくれた唯一の肉親であり、先代の優秀なグリムです。
自身の命が残り少ないことを悟り、ニックに血脈の秘密を伝えるためにポートランドを訪れます。
しかし、ニックを狙う魔物の襲撃を受け、トレーラーに隠された膨大なグリムの武器と古文書をニックに託したあと、静かに息を引き取ります。
ダークなおとぎ話と、すれ違う愛 シーズン1の感想

一話完結の警察ミステリーかと思いきや、回を追うごとに深まる緻密な世界観に寝不足になるほど引き込まれてしまいました!
特に共感できるのが、登場人物たちの「大人の複雑な人間関係」です。
主人公のニックは、最愛の恋人ジュリエットを守るために秘密を抱えますが、その優しさが2人の間に見えない壁を作ってしまいます。
大切なパートナーだからこそ、どこまで自分のディープな世界を共有すべきなのかという葛藤は、現代を生きる私たちにとってもリアルに響きます。
また、グリム童話の裏にある残酷な真実を描いた、ダークでスタイリッシュな映像美も見事です!
ポートランドの霧深い森が不気味で幻想的な雰囲気を引き立て、恐ろしい魔物が多数登場する一方で、人間社会に馴染もうと健気に努力する味方の魔物たちには思わず愛着が湧いてしまいます。
サスペンス、ホラー、そして絶妙なユーモアのバランスが素晴らしく、一度見始めたら再生する手が止まらなくなる名作です!
まとめ

『GRIMM/グリム』シーズン1は、衝撃的なクリフハンガーで幕を閉じます。
ジュリエットの運命はどうなってしまうのか、能力を失ったアダリンドの次なる一手は何か、そしてレナード警部の真の狙いは何なのか?
物語の続きが気になって仕方がなくなること間違いありません!
