『GRIMM/グリム』シーズン2 あらすじ&感想
海外ドラマの枠を超えたダークファンタジーの傑作『GRIMM/グリム』。
今回は、物語がより深く、そして人間関係が激しく揺れ動くシーズン2のあらすじと感想をじっくりと語ります!
王家の陰謀と記憶喪失の試練!シーズン2あらすじ

シーズン2は、主人公ニックが「グリム」の宿命から逃れられなくなる大きな転換期を迎えます。
前シーズンのラストで昏睡状態に陥った恋人ジュリエットは奇跡的に目覚めますが、ニックに関する記憶だけを完全に失っていました。
ニックがその孤独な苦悩に直面する一方で、魔物「ヴェッセン」の世界でも大きな地殻変動が起こり始めます。
ヨーロッパに君臨する「王家」の勢力が、ニックの持つ特別な「鍵」を狙ってポートランドの街に次々と強力な刺客を送り込んでくるのです。
相棒のハンクに正体を明かす決断を迫られるなど、ニックを取り巻く環境は一変します。
仲間との絆を深めながら巨大な権力闘争に立ち向かうニックですが、シーズン最終盤には彼の身に最大最悪の危機が訪れ、視聴者を驚愕させる衝撃の結末へと突き進んでいきます。
主な登場人物のシーズン2のストーリー

ニック・ブルクハルト
グリムの末裔としての覚醒が進む一方で、私生活では恋人ジュリエットから忘れ去られるという、精神的に最も過酷な日々を過ごします。
刑事としての職務とグリムとしての使命の境界線が薄れる中、ヨーロッパの王家から狙われる身となり、これまで以上に過酷な戦いへと身を投じていきます。
ジュリエット・シルバートン
魔女アダリンドの呪いによって昏睡状態から目覚めるものの、なぜかニックの記憶だけが完全に抜け落ちてしまいます。
さらに、別の男性に対して理性を失うほどの激しい執着を抱くようになる呪いにも苦しめられ、ニックとの関係は崩壊寸前まで追い込まれることになります。
モンロー
ニックの良き理解者であり、狼型ヴェッセン「ブルットバッド」の彼は、今シーズンもニックの最大の支えとなります。
ジュリエットの記憶喪失に心を痛めるニックを励ましつつ、自らもヴェッセン界の歴史や薬学に翻弄されながら、常に命がけでニックのバックアップに回ります。
ロザリー・カルヴァート
スパイスショップを営む狐型ヴェッセン「フクスバウ」の彼女は、その豊富な薬学知識でニックたちを何度も窮地から救います。
昏睡状態のジュリエットを救う解毒薬の開発などに奔走する中で、共に過ごす時間が長くなったモンローとの間に、少しずつ切なくも温かい恋心が芽生え始めます。
ハンク・グリフィン
前シーズンでヴェッセンの姿を目撃したショックから精神的に追い詰められていましたが、ニックからついに「グリムの世界」についての真実を告げられます。
真実を受け入れた彼は、恐怖を乗り越えてニックの頼れる相棒となり、警察の捜査とグリムの戦いを繋ぐ重要な役割を果たしていきます。
レナード警部
ニックの上司である警部ですが、実はヨーロッパ王家の血を引く異母兄弟であり、魔物のハーフ「ザウバービースト」としての本性を隠し持っています。
独自の目的のために動いていましたが、ジュリエットの呪いを解く鍵となったことから、ニックの私生活を大きくかき乱す存在へと変わっていきます。
ウー巡査部長
ニックやハンクと同じ警察署の同僚刑事として、相変わらず鋭いユーモアと優秀な鑑識能力で事件捜査に貢献します。
未だにグリムやヴェッセンの存在は一切知らされていませんが、彼が現場で見つけるささいな証拠が、ニックたちの事件解決の大きなヒントになっていきます。
アダリンド・シェイド
ニックへの復讐に燃える魔女「ヘクセンビースト」の彼女は、失った魔力を取り戻すためにヨーロッパへ渡ります。
王家の皇子たちと接触し、自らの身体と宿した子供を最大の武器にして権力の階段を駆け上がろうと画策する、シーズン2の陰のブースター的な存在です。
バド
小心者だけど憎めない、ビーバー型ヴェッセン「アイスビーバー」の彼は、ニックを熱烈に慕うファンの一人のような立ち位置です。
ヴェッセン界の噂話をニックに伝える情報屋のようになりつつ、ニックの周囲で起こるトラブルに巻き込まれながらも、健気に協力し続けます。
恋愛・人間関係のドロドロから目が離せない!シーズン2の感想

シーズン2では、事件解決の面白さに加え、登場人物たちの「人間関係のドロドロ感」が信じられないほどパワーアップしているなと感じました。
特に、ニックとジュリエット、そしてレナード警部の3人が織りなす奇妙な三角関係は、まるで大人の昼ドラを観ているかのようなスリルがありました。
記憶を失ったジュリエットが、ニックを目の前にしながら別の人間に惹かれていってしまう姿は、観ていて本当に胸が締め付けられるほど切ない展開です。
しかし、そんな重苦しい展開の中でも、モンローとロザリーの不器用で純粋な恋愛模様が最高の癒やしになってくれます。
大人の女性なら誰もが「こんな風に大切にされたい」と思えるような、温かい関係性がじっくりと描かれているのが非常に魅力的でした。
また、相棒のハンクがようやく世界の真実を知り、ニックの「オタク友達」のようなポジションでモンローたちの輪に加わっていくプロセスも爽快です!
孤独だったニックに本当の意味での「チーム」ができていく様子は、仕事やプライベートで仲間との絆を大切にしたい世代にとって、深く共感できる素晴らしい成長ドラマだと感じました!
まとめ

『GRIMM/グリム』シーズン2は、ダークファンタジーとしての緊迫感の中に、大人がハマるリアルな人間模様がこれでもかと詰め込まれた最高傑作です。
一度観始めたら、次のエピソードを再生する手が止まらなくなることは間違いありません!
